コロナによるお休みにあたって、
コロナで学校、そしてバレエもお休み…
皆さんおうちでどうお過ごしでしょうか。私はおうちの中で、
日頃できない沢山の書類を整理しています。
その中でかなり前に新聞に載せて頂いた私のコラムの記事が出てきました。
面白いので、一部を紹介しましょう。
「・・・・豊かな感受性、想像力は素質による部分が多いのですが、
音楽や美術、詩の勉強によって、伸ばすことができます。
美術や詩を子供たちに与えるのは難しいので、私は稽古場の隅に絵本文庫を置いてみました。
レッスンが終わってお迎えが来るまで、絵本をむさぼり読んでいる生徒たちの
横顔をみて思い出したのは、何かで読んだ、「雪が溶けたら何になるの?」という質問に、
「水になる」と答えた生徒が100点をとって、
「春になる」と答えた生徒が0点をとったという話です。
多分、うちの生徒たちは0点の方でしょうが、
私は200点をあげましょう。バレエとは、そのように培われた想像力に、
身体の表現を与えた芸術なのです。」
皆さんにとって、このマイナスのお休みを、絵本を読んでプラスにしましょう。
例えば、バレエコンクールの採点では、技術のみでなく、
芸術性も審査の大きな要素になります。
絵本は感性を豊かにするので、ぜひ読んで下さい。
それから、バーレッスンは食事と同じ大切な身体づくり。
強い意志でこれまでの稽古場での
レッスン時間をおうちで出来ると素晴らしいですね。
今の状況を乗り切り、コロナ感染に気をつけて、
1日1日を大切にお過ごしください。
南条幸子
2020年04月19日
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